No.001 は、PRIME Experience における最初の Drop
その意味は、ナンバリングの序列にあるのではなく、
PRIME という思想が、最初に世に触れる「景色」そのものにあります
一台のクルマをめぐる関係は、
所有者と所有物という枠の外へと、静かに移行していく
これは、その移行の最初の一頁です
鍛造の質感、五本のスポーク、
ブレーキキャリパーの黄
走り出す前のフェラーリは、
それ自体が一つの彫刻として完成している
自然吸気6.5L V12を、フロントに積む
ハイブリッド化が標準となる時代において、
このパッケージは、もはや再生産しえない構成である
812 Superfast は、ある時代の極点に置かれた一台
800馬力という数値は、もはや目的ではない
ガレージに静止しているときの佇まい、
エンジンに火を入れた瞬間の空気の変化、
そのすべてが、この車の「存在」を形づくる
フェラーリのフロントV12 GTは、
長い系譜のなかで重ねられてきた様式である
812 はその系譜の最後期世代に位置し、
時代の節目を体現する一台となった
単なる高性能車としてではなく、
所有を超えた「迎え入れ」の対象として、
PRIME の Prestige の地平に置かれる一台
No.001 は、その地平の最初の景色である